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東京新聞 連載 「 インテリアわたし流20 」

August 25, 2008 3:16 PM

デザイナー林柳江が東京新聞で連載中のコラム 「インテリアわたし流」 をご紹介しています。


住まいは「木」から
  散策を兼ねて、「江戸東京たてもの園」に移築された建築家・前川国男の自邸を見学してきた。戦時中の建築でもあり、わずか三十坪の住まいだが、様々な工夫が散りばめられている。      
 日本の住まいの要は「木」の扱いにある。ここではブナ材のフローリングに漆喰の壁。扉は松材で、木目が浮き立つ「うづくり」で仕上げてあり、手触りが心地よい。今どきの木目が印刷された室内扉では味わえない感触だ。
一脚の木の椅子を選ぶときも、住まいの中の木質材の樹種や仕上げと無縁ではない。家づくりの過程で悩む、お金の掛けどころは、床材が第一候補だろう。床は文字通り、生活を足元から支える基盤だから、耐久性が高く、重い家具を置いても安定していることが基本条件。滑りにくくて足触りが良いことも重要だ。


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木のフローリングで一般的なのはナラ材、ブナ材。中・濃・淡の色合いから選ばれることが多いが、「木」の持ち味に視野を拡げるなら、ウォルナットやチーク、ブラックチェリーなどが挙げられる。いずれも樹種特有の色と木目が美しく、自然と日々の暮らしに響いてくる。
ものごとは選択肢の少ない順に決めて、選択肢の多いものをそれに合わせていくのが合理的。インテリアもイメージの基調となる「木」から選び始めたい。


■協力先
≫朝日ウッドテック株式会社


東京新聞 生活面 8月11日  デザイナー 林柳江


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